アンネ・フランク:演劇からともに学ぶ生きる力

アンネ・フランク:演劇からともに学ぶ生きる力

Anne Frank

アンネ・フランク
なぜあなたが死んで、私たちが生き残ったの?

作 :梶本恵美
演出:笠井賢一
出演:近藤結宥花/梶村ともみ/三浦伸子

令和4年度沖縄県障害者社会活動推進事業
「演劇からともに学ぶ生きる力」

主催:NPO法人はじめました
共催:Myrtle Arts(マートルアーツ)
開演日時:
・2023.2.23木16:00-18:00(開場 15:30)
・2023.2.24金13:00-15:00 (開場 12:30)

場所:アトリエ銘苅ベース
住所:沖縄県那覇市字銘苅203

企画意図:演劇を障がいをお持ちの方や関わる方々らが立場を超えて対等にともに、観る・感じる・味わう・シェアを行い、価値観を広げる、趣味や楽しみを広げる、社会参加、人とつながる、障がいの理解、生きづらさの理解、孤立の防止、豊かさの醸成等を行う機会を創る。「生きる力」を感じ、学び合い、希望や甲斐を感じる誰ひとり取り残さない社会づくりを行う。

制作者の想い:人が希望や甲斐を感じ主体的に生きていくために「学び」が必要である。学びの多くは、社会活動の中にある。障がいを持つ者においては、障がいの特性から学ぶ機会が奪われていることが多い。また、コロナ禍において、学びを含め様々な機会が制限され孤立や生きづらさを助長している。リアル(対面等)で会う機会が激減し、直接、会う、触れる機会を求めている人が多くなっている。そこで、リアルで演劇鑑賞を行うことで、外に出かける機会、社会参加の機会、直接ひと、アート、感性に触れる機会、ひととつながる機会を創出する。本物(プロ)の演劇を届け、演劇の持つ力(特徴)で、気軽に(侵襲性が低く)、五感で感じ、楽しみながら、学び、つながり、創る。そんなプロジェクトである。

詳細解説:1945年ナチスの強制収容所で、15歳で命を失ったアンネ・フランクが書き遺した「アンネの日記」。生き残った二人の親友がその日記をとおして、「なぜあなたが死んで、私たちが生き残ったの?」とその時代に向き合おうとする。コロナ禍のいまも、一人ひとりの大切な日常がいともたやすく失ってしまう世界の危うさに直面している。ナチスの時代が特別だったのではない。どの時代も普通の人々がいつの間にか時代に加担し、危機は深まっていく。アンネ・フランクの生と死は、いまも私たちが失ってはいけないものへの深い問いかけであり、警鐘である。

参加申込:申し込みフォーマット
https://forms.gle/b1FLVZ9svs2gfKj68