応募154作品の中から栄えある第1次選考を突破した入選53作品
これらの作品は、全て2025年1月31日~2月2日、沖縄県那覇市の桜坂劇場のスクリーンでの上映権の獲得ならびに、各賞へのノミネート対象となります。今後、沖縄において各分野で活躍されるプロの方々により厳正な2次選考を経て、2月2日の授賞式にて、受賞作を発表いたします。また、今回から平和通り商店街や次世代会議の有志の皆様によって、「激推し対象作品」などの情報も順次発表の予定です。お楽しみにお待ち下さい!
順 | 名称 | 応募者 | 時間 | 種別 |
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164 | 黒い堕液 | ひがしゆうき監督 | 短編12.5分 | 一般部門/ホラーサスペンス |
161 | ミノタウロスの憂鬱 迷宮のためのエスキース | 岩井悠辰監督 | 短編5.4分 | 一般部門/アニメイメージ・実験 |
160 | 琉球若武者 | モンテーロバルデスレオ監督 | 短編15分 | 学生部門/ドキュメンタリー音楽 |
159 | Beginner’s Luck | 岸本理那監督 | 短編2.25分 | 学生部門/観光・地域振興ダンス |
156 | 鍵 | ケイウコウ監督 | 短編15.75分 | 学生部門/ドラマドラマ |
155 | My Silencer | PM Su:shi監督 | 短編3.5分 | 沖縄部門/イメージ・実験音楽 |
154 | エギングガール カオル | 堀江 亮二監督 | 短編2分 | 学生部門/ファンタジーアクションAI |
152 | 生いたつ赤 | 宮原悠プロデューサー | 中編42分 | 一般部門/ドラマ |
148 | マイマイことぶき探検記 ① | のろちゃん監督 | 短編5分 | 一般部門/アニメ |
143 | マジメのススメ | 真田大誠監督 | 短編10.5分 | 学生部門/コメディ |
142 | SEASON | 森山伊織脚本家 | 短編0.5分 | 学生部門/アニメ |
141 | 魔法少女リリィ | 下地有紗監督 | 短編0.5分 | 学生部門/アニメファンタジー |
139 | 東村って? | 泉川玲奈監督 | 短編0.75分 | 学生部門/観光・地域振興 |
138 | Let’s!やんばるドライブ | 髙良 希良蘭監督 | 短編0.75分 | 学生部門/観光・地域振興 |
135 | 怒れる人形(イカレルニンギョウ) | 海上 ミサコ(ウナカミ ミサコ)監督 | 短編20.75分 | 一般部門/ドラマコメディ女性の自立、ハラスメント、ファンタジー、姉妹愛 |
129 | 毒と音楽 | 節田朋一郎監督 | 中編43分 | 一般部門/ドラマコメディ |
123 | あなたが私のパパですか? | 太田あきの監督 | 中編34分 | 沖縄部門/ドキュメンタリー教育・福祉 |
122 | MISTICK | Nabil Surya俳優、脚本家 | 短編10分 | 学生部門/サスペンスアクション |
121 | スマホの中のエイリアン | 川中 玄貴監督 | 短編20.36分 | 一般部門/SF社会問題 |
117 | 端くれ | 渡部拓人監督、脚本、プロデューサー | 短編27分 | 学生部門/ドラマ |
113 | 探偵は映画を見ない | 渡邉高章プロデューサー・監督・脚本・編集 | 短編13.75分 | 一般部門/ドラマコメディ探偵もの |
112 | 知らない息子 | 平岡亜紀監督 | 短編22.5分 | 一般部門/ドラマ |
111 | 決断 火の見櫓に登った男たち | 平岡亜紀監督 | 中編31分 | 一般部門/観光・地域振興ドラマ |
108 | お母さんごっこ | 三浦賢太郎監督 | 中編39分 | 一般部門/ホラードラマ |
106 | 遠く離れて | 黒田 晋平監督 | 中編37分 | 一般部門/ドラマ |
95 | サバ人間 | 上川林太郎監督 | 短編17:22分 | 学生部門/アニメドラマフィルム・ノワール |
92 | 産むということ | マキタカズオミ脚本・監督 | 短編25分 | 一般部門/ドラマ |
89 | JUGGERNAUT:ジャガーノート | 山岸謙太郎制作 | 中編36.75分 | 一般部門/ドラマハードボイルド |
88 | ゴールド | 知多 良監督 | 長編120分 | 一般部門/ドラマ |
86 | ボールドアズ、君。 | 岡本 崇プロデューサー | 長編82分 | 一般部門/音楽ドラマ |
85 | 帰省 | 髙草木倫太郎監督、脚本 | 短編14分 | 学生部門/ドラマ |
83 | scenario | 三浦和徳監督・脚本 | 短編25分 | 一般部門/SFドラマ |
77 | はなまる劇場のいちばん長い日 | 越坂康史監督ほか | 中編44分 | 一般部門/コメディドラマ |
76 | 氷の国と太陽の住民 | 三井天翔監督 | 短編5.5分 | 学生部門/アニメファンタジー |
75 | 青く燃ゆる | 湯澤龍ノ介監督 | 短編7分 | 一般部門/ドラマ |
69 | タバコが旨い話 | 加藤也大監督 | 短編21分 | 一般部門/ドラマ |
66 | Eyeself~ワタシノセカイ~ | 山崎匠、宮原慧人、藤川玲央、八染まどか企画・プロデューサー | 短編14分 | 一般部門/ドラマドキュメンタリー |
61 | ふたりの吉田 | 岡田奈津美監督 | 短編29分 | 学生部門/ドラマ |
58 | 満天の星の下で | 日向寺雅人監督 | 長編84分 | 一般部門/コメディドラマ |
57 | ねこの名はたつみ | 小山亮太監督 | 短編29分 | 一般部門/コメディドラマ動物 |
55 | モノカキ | 岩波芳輝監督 | 中編33分 | 一般部門/ホラー |
54 | さよなら来福亭 | 寺谷千穂監督 | 短編28分 | 一般部門/ドラマ |
41 | 私たちの千秋楽 | 山科晃一監督 | 中編55.5分 | 一般部門/ドラマコメディ |
38 | 泥棒に選ばれし煩悩の教師 | 坂田航制作担当 | 短編15分 | 一般部門/ドラマ音楽 |
36 | 箱庭 | 木竹広賢制作会社、プロデユーサー | 長編63分 | 一般部門/ドラマ教育・福祉 |
26 | まよなかの探しもの | 武田明香里監督 | 短編14分 | 一般部門/アニメファンタジー |
24 | 「いまにまるを」障がいと向き合い40年で見えてきた景色 | 福寄広之監督 | 短編815分 | 一般部門/ドキュメンタリー |
22 | A SIBLINGS | 中岡祐太プロデューサー・監督・脚本 | 長編78分 | 学生部門/ドラマファンタジー |
19 | 竹とタケノコ | 川上信也プロデューサー | 中編37分 | 一般部門/ドラマ |
15 | まつりのあとのあとのまつり まぜこぜ一座殺人事件 | 齊藤雄基監督 | 長編91分 | 一般部門/コメディサスペンス |
10 | 自転車にのって | 田中聡監督 | 短編23分 | 一般部門/ドラマコメディ |
7 | 内部告白 | 坂本直季監督 | 短編13分 | 一般部門/ドラマコメディ |
2 | 息子さんのつくもさん | 鹿野 洋平監督 | 短編26分 | 一般部門/コメディドラマ |
※160番を超える応募ナンバーがありますが、重複や送信エラーなどの項目を除いて、計154作品の受付となっております。応募作品管理の為、そのままにしております。
映画祭・実行委員長/NICE代表:沖田
「応募作が第1回目と同程度に迫る154作品で、中編・長編の充実度も凄まじく、今回は本当にレベルが高く、今までで一番悩みに悩んで、出した53作品のリストになりますね。この映画祭に応募して頂いた皆様にあらためて感謝と御礼を申し上げます。」
実行委員:平良
「いやぁ、ほんとに凄い作品が集まりましたね。ビックリですよ。どの作品も脚本や作り込み、演技もレベルが高くて、とんでもない映画祭になってるなと思いますね。」
実行委員:加納
「皆さんも同感だと思いますが、ご自身が推してる作品が全て網羅されてるわけではないっていう悲しい側面もあるんですけど、皆で討議し合って、全ての作品の細部まで協力し合って観ていく中で、泣く泣く選考リストからこぼれた名作・力作も数多くあるって事を、応募者の皆様にお伝えしたいです。」
沖田
「普通に考えたら、絶対入選してるレベルのものでも入ってないのは、上映できる時間数に限りがあるって事なんですよ。この枠はどうしても厳守しないと、映画祭自体が運営できなくなる。」
平良
「いや、ほんとに、この作品が上映できないのか? という驚きがあるんです。それくらい熾烈な選考でした。」
加納
「今年特に凄いのは、学生部門での応募数の増加です。39本と全体の4分の1に達する数字です。コロナ禍で全国の映研の活動が停滞してしまった印象がありましたが、これは明るい兆しですよね。超短編も含めて1次選考を突破した本数が16本というのは、今までで一番数が多いです。沖縄の美しい風景を紹介してくれてるCMテイストのものあって、単純に超良いなぁと感じました。」
沖田
「横浜支部の、はっとさん、選考お疲れ様でした。はっとさんは唯一、第1回から全ての作品に目を通されてる方であるのですが、今回はどうでしたか?」
横浜支部実行委員:はっと
「昨年もあまりの凄さに感嘆したんですが、3回目の応募作の充実度が唸るくらい良くて、感動の連続っていう作品が幾つもありました。選考だという事を忘れて、何度も観てしまう意欲作もありましたね。」
沖田
「本当にじっくりと観ていただいてありがとうございます。今回は学生作品とは思えないような傑作も出てますよね。」
はっと
「これは、沖田さんや他の選考委員の方々とも同意見ですね。着眼点が新しいし、画面上での対比やシチュエーションも見事、心の機微が表情にも間にも表れてるなぁって感じる作品がありましたね。映画祭以外に、年間数多くのメジャー映画も観てますけど、一般の人の目線というか、こういう状況って過去に体験したよな、あの時は迷ったなぁ自分もと、記憶の中でオーバーラップしたり、納得できるなというエンディングへの道筋とか、これ創れるって皆凄いなぁと、感心してますよ。」
沖田
「いやほんとに仰る通りで、だからじゃないですけど、1回目・2回目に受賞された方の作品が国内外の映画祭で受賞を続けていたり、監督さんが受賞数100冠を超えてたり、沖縄NICE映画祭に応募していただく作品って、世界レベルのものがたくさんあるって事が、運営者としても、一映画ファンとしても応えられないほど嬉しい思いです。」
はっと
「1回目のグランプリ『スイート』も凄かったですよね。主演の小学校低学年の愛実さんが、世界中5千本くらい集まるショートショートフェルムフェスティバルで、アクターズ・オブ・ジャパンに選出されてて、並み居る実力派女優を抑えてですからね、いやあのニュースには度肝を抜かれました。」
沖田
「2回目のグランプリ『ミヌとりえ』も素晴らしかったですよ。やはりあちこちの映画祭で受賞されてましたし、最近も韓国で開催された映画祭でピックアップされてましたね。単に映画というだけでなく、日本と韓国の文化交流を推進するような内容で、これからの時代を象徴するような若い監督のチャレンジに、胸が熱くなりました。これは選考委員長の中川監督もそこに言及してましたね。」
はっと
「既にわたしの推してた何本かが残念なことに選考から外れてるという実情があるのですが、それは冷静に横に置いておいて(ふぅ~)、これだけ凄まじい選考をくぐり受けた作品の中から、今回のグランプリや、注目の受賞がどの作品になるのかが、楽しみです。いやまったくどれが受賞するのか?それともわたしが推してる作品が栄冠を勝ち取るのか?上映の最後まで、見逃せないですね。」
沖田
「それを言うと、わたしの推してた作品もいくつも落とされてるんですよ。何故この作品が選考を通らないのか?映画祭の実行委員長をしてて、涙を飲む思いという表現でしか、言い表せられないですね。この感情は。」
平良
「やっと1次選考のリストが出せたという感じですけど、ここからが更に大変ですからね。上映会が始まって終わるまでの3日間、気が抜けないですよ。この入選53作品をどんな事があってもスクリーンで上映するという約束ですからね。」
加納
「皆でがんばりましょう!」