Kaifu-Gishiki-0002-Report
【有線ピヤホン3を使ってみた感想】
この度は「音響賞」をいただき、本当にありがとうございました!
映像制作において「音」はとても重要だと考えています。
「音」をおろそかにしてしまうと、作品のクオリティーが格段に下がってしまうからです。
今作はアクション作品ということもあって、現場での音声収録が困難な場面が多々ありましたが、
ポスプロでアフレコや効果音などを盛り込んで何とかここまで仕上げることができました。
ミキサーさんに何度も修正をお願いしたり、最後の最後まで細々とレベル調整したり、音を飛ばしたり、効果音の波形編集をしたり…
完成しても尚、「もっとこうすれば良かった」と思うほどです(苦笑)
こうして苦労して仕上げた作品ですので「音響賞受賞」というのはこの上なく嬉しいです!
前置きが長くなりましたが、副賞にはイアホンの中でもハイエンド機器である「ピヤホン3」を頂けるとのことで、心待ちにしておりました。
手に取った感触、着け心地ともに、まさにハイエンドだ!と納得する作り。
耳に装着する部分(ハイジングというらしいですね)はツルツルとした大理石のようで、いつまでもなでなでしていたくなります。
試しに今回受賞した「妄想カンフー ~ダイナソー・ミッション~」をこのピアホン3で視聴してみたのですが、
これまで聞こえなかった音が出てくる出てくる…
効果音と楽曲、現場音の重なり方も細かく聞こえるので、また修正したくなってしまいました(苦笑)
※私は音の専門家ではないので、音に関する知識・用語は持ち合わせておりません。
ですので、聞いた時の率直な感想を思うままに書かせていただくことをお許しください。
これまで聞いていたイアホンと比べると、ひとつひとつの音の解像度のようなものが細かく再現されていると思いました。
効果音のイン点~アウト点までがしっかり聞こえますし、役者さんのセリフとセリフの間のブレスもしっかり聞こえてきます。
ピンマイクの擦れ音(服に擦れた音)もこれまでよりしっかり聞こえます。
(修正したくなってしまうのでここまでにしておきます)
楽曲もいろいろと聞いてみました。
ネットで皆さんがコメントされている「重低音がしっかり聞こえる」という部分は、私の知識と経験ではあまりよくわからなかったのですが、
とにかく音のひとつひとつがきめ細かく、繊細に表現されているんだなと思いました。
楽曲を聞いた時の、音の広がり感がこれまでと違う。刺さってくるような感覚があるなと思いました。
今後もこのピアホン3を愛用させていただき、もっともっと音の感覚を掴んでいきたいなと思います!
音響賞の賞品は「有線ピヤホン3」税込39,600円(クラウドファンディングで支援額1億円を達成して話題になったピエール中野氏監修のフラッグシップモデル)Hi-Unit様とe☆イヤホン様と沖縄NICE映画祭のスペシャルコラボがここに実現。音に優れた映像作品を選び贈呈致します!