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プロットの書き方ってあるの?

ジャンルから決めていってもイイ

最初に時代劇がつくりたいなぁ…と思いながら、これだったら現代劇でもOKだなぁ…なんて心変わりする事もあってイイと思います。なにせ、まだシナリオにはなっていないんだから、自由に表現したいことを決めていってイイんです。

後でジャンルを決めてもイイ

最初は恋愛モノをつくりたいなと…と思いながら、いろいろ考えている内にホラーになってもイイんです。

最初に決めた事を変えても、誰も困らない。

プロットの段階だと、どの様に肉付けするかとか、細かいところは後回しにできる。ストーリーを組み上げるのに必要な、各ブロック(章)の置き方、どの章を深く掘り下げるべきか、全体のバランスも観ながら、個別に調整できます。

昨年初めてドラマっぽいモノに挑戦しましたw

といっても厨二病炸裂のSFものですが。元々超能力系の映画が好きだったので、そうだAIと超能力者が戦ったら、どんな感じになるんだろう? という単純なアイデアを元に、どうやったら、対決できるかとか、細々と設定を揃えていきました。

で、できあがったのが、こんなトホホな感じのものです。

AI vs ESP

AI vs ESP 登場人物像

こんなチンケな設定でも、撮影の時の演技指導とか演出の際の助けになります。役者さんに「こういう色を出して話してほしいんです。なぜなら彼はこういう人なので。」みたいに簡潔に説明ができるからです。ストーリー上では、わざわざ書かないことでも、登場人物の性格や背景などを決めておけます。

ボクは初めて、プロットを作りましたが、自由に書き足していくような、マインドマップの様なやり方が、一番作りやすかったです。こうやってプロットから組み上げてシナリオまで落とし込んでいても、撮影スケジュールの兼ね合いで、最終的に削除や割愛したシーンも多々有ります。ただこのシーンを削除しても全体のストーリに支障はないかとか、色々推敲する上でも、プロットがあると、非常に書き換えやすいのは確かでした。

(文章 by 加納斉親)

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