キラキラ輝く魅力を見つける事
普段からメモしましょう。イイこと思いついたらメモです。良いアイデアを忘れないようにする。
話の流れを考えると書きどころが分かる
各章に分かれてるとして、話の進み方が時間軸的な順を追うタイプか?最初に何か事件が置きている最中のシーンから始まり、その数年前に戻って、また最中に戻るみたいな時間軸が順を追ってないタイプか、各章ごとに終わりがあるものが寄せ集めになってるタイプか?
A → B → C 直線
B → A → C 非直線
A / B / C 各章完結
大まかには、この3つのタイプに分ける事ができますよね。同じ話でも、どこから切り出すかによって面白さが、ガラッと変わる。それが最終的にシナリオに反映されれば良いですね。
現実的な制限を意識してもイイ
狙い、華、具体的目標?
何も目的なんか無いんです…っていうのもレッキとした目的。無意味も意味の内みたいな。でも多くの作品には、そこに込めた思いや狙いってものがあると思います。そこをプロットとして明確に記述しておくと、ストーリーを編む上では、とても書き上げやすくなると思います。
見せ場や演技は?
全く抑揚の無い映画っていうのは、観る側がキツイですよね。意図的にそういう状態を作るのであれば、分かるんですが、やっぱりどんな作品でも、ここ一番の見せ場ってあると思います。じゃぁその見せ場は、どんな感じで作り上げるのか?俳優さん達の演技は、セリフ以外に動かないといけない場合もあるでしょう。観ている人が「ああここが最大の見せ場だなぁ」「面白い!」「凄いな!」「涙出そう!」なんて感じてもらうには、それなりの念入りのプロットが必要かも知れません。簡単に書くこともできるし、ここはこだわりたいってこともあるだろうし、そういうのを遠慮なく書き留めておくと、シナリオに反映できて実際に撮影する時にも役立ちます。
どこでどう撮影するの?
これもシナリオに持っていく前に、ある程度想定しておかないと、ニュアンスが伝わらないですよね。なぜそこで撮影すべきかとか、理由も書いとくといいですね。どうしても駄目な場合は、グリーンバックという手もありますが。
影響する分野、その規模は?
もし今までにない設定だったら、誰も試してないことだから、創った事で色んな論議が巻き起こるって事は、あるのかも知れない。例えば倫理的な壁を超えるような事、日本国内でつくり上映するからといって、問題がないわけじゃない。もしくは既存の価値観をぶっ壊すのが目的で、実際にその通りになったら、その後はどうなるんだろ。まぁ考えだしたらキリはないけど、現代社会とか映画業界に一石を投じるような尖った作品が現れてほしいな~とは、個人的に思いますね。
想定する観客の姿(どんな人に見てほしいのか?)、観客が見て得るものって何?
そこまで考えられたら、プロットづくりは完成に近づきますね。
各章ごとのあらすじ(オチは隠さず書き出そう)
何章ぐらいの構成にするのか?起承転結だけに限らないので、それぞれに大事な起点や結果、オチなども詳しく書き出して、矛盾がないかとか検証しておくと良いですよね。もちろんシナリオの制作段階で、章をまとめたり省いたりってのはアリ得るので、主人公や舞台となる場所なんかについても、なぜそこで何かに関わる事が起きるのか?観てる人にも伝わるように書き込んでおきましょう。
非現実的な設定なら何でも可能
厨二病炸裂のボクのプロット「AIvs ESP」においても、一応、世界観とか、作中では説明はしなかったけれど、一応裏側の事も考えていました。主人公のサトルはAIだけど、人間的に描きたい。そういう想いがボクの中にあったので、忘れない様にっていうのもありました。
たぶん、これは誰の参考にもならないかも知れませんがw
(文章 by 加納斉親)