映画「スイート」

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スイート(監督:安井 祥二)最優秀映画賞

◆監督:安井祥二 ◆脚本:平井紗夜子

受賞・ノミネート歴

沖縄NICE映画祭(2022) グランプリ
沖縄NICE映画祭(2022) 俳優賞:愛実

第6回渋谷tanpen映画祭climaxat佐世保(2022) ブロンズバーガー賞、最優秀俳優賞

ショートショートフィルムフェスティバル2023 ベストアクターアワード(ジャパン部門)
「スイート」主演:愛実

ストーリー

Chapter.1
小学2年生の美羽は、母みずほの言う通りに“きちんとした子”になろうと様々な制限を守っている。一方、ピアノの先生である優子は、美羽に自由な表現を促す。

Chapter.2
やがて美羽は制限からの解放を望むようになるが、それは同時にみずほへの裏切りになることも理解している。

Chapter.3
自由への憧れと母への罪悪感の間で葛藤する美羽。そんな中、みずほにもある変化が…。不器用な親子が愛の形を模索していく。

制作者

「スイート」安井監督

安井 祥二

(監督 / 映像ディレクター)
1982年生まれ。
TVCMや企業のプロモーション映像を制作しながら
自主映画制作を試みる。

映画受賞歴
『からっぽのシュークリーム』
SSFF & ASIA 2021 Japan Program オーディエンス賞
『つれづれ』
門真国際映画祭 優秀賞、第4回渋谷tanpen映画祭
climaxat佐世保 フェローズ賞

広告賞受賞歴
59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS フィルム部門
Bカテゴリー ACCブロンズ

第5回Brain Online Video Award(BOVA)一般部門
準グランプリ、協賛企業賞


「スイート」脚本:平井紗夜子

平井 紗夜子

(脚本)

1996年生まれ。
本作品で脚本に初挑戦。


出演者

「スイート」美羽役 / 愛実

美羽役 / 愛実

2013年生まれ。
本作のオーディションでは表情やリアクションのよさで監督を魅了し美羽役を射止めた。

出演(映画)
『PLAN75』(子供(公園)役 / 2022)

出演CM
『花王 ニベアクリーム』(2022)
『ポラス(大決心ヒント 10 編)』(2020)


みずほ役 / 湯舟すぴか

みずほ役 / 湯舟すぴか

一度も事務所に所属したことのない野良俳優。これまでオーディションから映像を中心に活動。

出演(映画)
『トータスの旅』永山正史監督
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』廣木隆一監督
『真っ赤な星』井樫彩監督)
『マンドリンの女』白石和彌監督

出演(ドラマ)
『火花』『anone』


優子役 / 田実陽子

優子役 / 田実陽子

1981年生まれ。
同志社大学在学中に同志社小劇場へ参加し、役者活動を開始。卒業後、1年間の会社勤務を経て劇団「方南ぐみ」に入り、活動を再開。劇団公演や外部公演に出演し、NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』で映像デビュー。様々な映像・舞台を中心に活動し、現在はフリーとして一つ一つの作品と向き合って活動中。

出演(ドラマ)
『ちりとてちん』


久保優亜菜 / 福光叶怜 / 白神りこ / 今川陽子 / 三宅景子 / 浅沼理恵

有村葵 / 安藤結衣 / 安藤璃衣 / 福井彩乃 / 奥田真央 / 内海希実 / 大月綾子 / 鳥山美晴 / 安藤萌彩 / 吉永悠加 / 橋本彩有美 / 山本陽衣那 / 山本華蓮

岩井小春 / 奥山愛子 / 浦上櫻子 / 大平理恵 / 則武奈々 / 芳賀由依 / 橋本つぐみ / 光田彩夏 / 村上果穂 / 森井稀美 / 森本慈子 / 湯浅奈々未 / 内田光 / 吉田ウィリアム

スタッフ

監督/ 安井祥二
脚本/ 平井紗夜子
助監督 / 福田良夫 撮影 / 辻克喜
照明 / 笠井拓児 録音 / 下村真司
ヘアメイク/ 相野美希
監督助手/ 逸見祐次、勝部宇哲、平井紗夜子
撮影助手/ 進巧一、山下典久
照明助手 / 則武昌樹
衣装 / 平井紗夜子
美術 / 山下典久、宮脇結花、平井紗夜子
応援 / 本田拓也、新地美奈子、川人一生
題字 / 生駒真一郎
編集 / 宮脇結花
カラリスト / 進巧一
モーショングラフィック / 山下典久
音楽 / おぎのあきこ

協力

名糖産業株式会社 / ETSUKOバレエスタジオ / ルツィアバレエダンススタジオ / まみピアノ教室 / アルファ ロメオ岡山 / 株式会社ライフスタイルギャラリー / キミドリ

Special Thanks

佐藤淑子 / 阿部悦子 / ルツィア チャスノホワ吉田 / 村口知己 / KAORI / 上原三由樹 / 河内 猛 / 筆保高平 / 尾方辰徳 / 和田 淳

映画評

映画「スイート」を見た。始まってすぐに登場人物たちに深く感情移入した。安井祥二監督が、彼らの心の動きを、微妙な表情やセリフの「間」で丁寧に表現していたからだ。説明セリフは全くない(脚本は平井紗夜子)。安井監督は、それだけ観客を、観客の想像力を信頼している。観客を信頼する。それこそが不特定多数が見る「テレビ」と、その作品を選んだものだけが見る「映画」との違いだ。劇中、何の説明もされないピアノの上の一枚の写真に涙した。ぜひ劇場で。

中川 陽介(映画監督・脚本家)

今回から全国公募になった「沖縄NICE映画祭」この審査にあたって、何が大変だったかといえば「ノンジャンル」であるという事。短編、長編、コメディーにアニメ、ドキュメンタリーにラブロマンス…。自由すぎるこの映画祭の最初の栄冠をどの映画にするのか、審査員一同、相当に悩みました。そして、喧々諤々の果てに選ばれたのが「スイート」でした。
 審査にあたった全員が異口同音に言葉にしたのは、「主演を務めた愛実さんの演技に驚かされた」という事。とにかく自然で、ある少女のリアルな日常を切り取って見せられた、まるでドキュメンタリー映画を観たかのような感覚になりました。またその演技を引き出して映像に閉じ込めた安井監督の力量も評価されました。「説明しすぎない演出も良かった」というポイントも審査員の一致した意見でした。自由すぎる「沖縄NICE映画祭」最初のグランプリに相応しい作品だったと思います。

山里 孫存(沖縄テレビ プロデューサー)

甘くそして苦いスイートを全編にちりばめて、母と娘、もう一人の母の、それぞれに想いを馳せることが素直にできた作品。母親がステレオタイプというわけでもなく、多くを説明していない設定も映画としての余韻に一役かっている。

上杉 京子(脚本家)

やわらかな光と音の演出が素晴らしい。そこからのサスペンス要素のギャップの凄み。それをまとめ上げた監督の力量。微に入り細を穿つクオリティの高さに驚いた。

平良竜次 / 実行委員家

映像効果も音楽も、何もかもが素晴らしい!!!
この短い時間の中に、ここまでのレベルで登場人物達の心の有り様を匂わせる手腕に脱帽です。

加納斉親 / 実行委員

みんなに見てほしい。素晴らしすぎる。

神谷邦昭 / 実行委員長

主人公の女の子がとても上手ですね。短いながらバランスの取れた良い作品だと思います。

はっと / ボランティア審査員

ライティングが良い。子役の演技はもっと良い。

サンフランちんすこう/ ボランティア審査員

(口コミ)
https://filmarks.com/movies/108567

上映情報

会場/二子玉川ライズ スタジオ&ホール 2023.06.16 [Fri] 11:20 – 13:10
配信/オンライン グランド シアター 2023.06.26 [Mon] – 2023.07.10 [Mon]

補足情報

この作品は、沖縄NICE映画祭第1回目のグランプリ(最優秀映画賞)作品であり、株式会社木立(こだち)様サービスによる、「独自WEBサイトの構築」ならびに「1年間の保守サービス」という副賞を獲得しています。

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